目当ての作家さん(この本の著者です)の作品は10点くらいしかなくて、それらはだいたい6万〜7万円だったので「全部買います!」と言いたかったのですが、成金オヤジみたいでできなかったです・・・。案内をしてくださったのがなんとあの本の翻訳者さんで、ちょっとドキドキしてしまいました。結局作品1点と画集1冊だけ購入。
描かれた場面が非常に彼女らしくてひと目で惹かれた作品です。あの本のための挿絵のような、ユーモアと温かみのあるもので、線は荒めなのですが、隅に描かれたある人物の存在に気づくとくすっと笑ってしまうのです。届いたら写真UPします(見せびらかしたい)。
彼女の作品以外にもたくさん、本当にこれ木版?というくらい線が細かい作品もありました。デューラーのメランコリアがふと浮かんだほど。そしてその細かな美しい線で描かれたものを見ているうちに、萩尾さんの『ポーの一族』も頭に浮かびました。
スクリーントーンやパソコンで処理された画も綺麗ですが、やっぱり『ポー』のような線や点で描かれた画の方が見ていてうっとりしますよね。
『デューラーのメランコリアT』

