DVD最終巻。新作映像は故郷へ帰るベフォールの子供たちを描いた「帰郷」。

私のファンタジックチルドレンに対する想いは
こちらで。ネタバレしてますので、この作品を観たことがない方は読まないでくださいね。そしてDVD7巻を観ていない方も↓をお読みになりませんよう。新作映像についても書いてありますので。
第23話「ゲルタ」から最終話「終焉 そして始まり」まで。TV放送時は、まともに観始めたのがギリシア編からだったので繋がりがいまひとつわからないままでした。これでついにすべてが繋がりました。嬉しいです。
メルが先に記憶を失くした理由。TV放送時に観ていたのに!!DVDで観て、そうだったのかメル!と胸が苦しくなりましたよ。「トーマの真実」もすべてを知ってから見るとまた・・・。「ずっとぼくが守ってきたんだ」。このセリフを、今度は彼(ちょっとぼかしてみる)の声で聞くなんて。TV放送時にはここ、何も感じなかったんですけどね。ティナ視点では見えなかった、カプセルの外のシーンは衝撃的でしたけど、それと同じくらい哀しいシーンでした。この重さといったら。DVDで通して観ることができて本当によかったです。
ファンタジックチルドレンは音楽も良いですね。ピアノやチェロの曲が特に。「ベフォールの子供たち」の曲も彼らの人生を象徴するような曲で素晴らしいのですが、腕を失くしたセスが王宮へ向かう、あの哀しいシーンで流れた曲も大好きです。ピアノとチェロ、ですよねぇ。でも
オリジナルサウンドトラックには入っていないのですね。
もうひとつの方には入っているのでしょうか。どうなんだろう。たぶん、買ってしまうと思います。
「帰郷」。帰郷後の、記憶を失くした彼らの話だと勝手に思っていたので、船上のアギの髪が白いのにビックリしました。それに、同一人物とは思えないほど穏やかな表情。いや、バスの中のアギなんてもう別人でしょう。幸せそうに微笑んでいるんですよ・・・!ハスモダイがネクタイをしているのにちょっと笑ってしまいました。つまりずっとそういう設定なんですねー。そしてタルラントはやっぱり家族より犬でした。ソレトのシーンは本編のあのシーンと対になっているような感じで、ソレト(とお父さん)の苦しみがやっと終わったのだと思うと涙がこぼれそうでした。そしてその後のヒースマの家族の様子も。それにしても、ベフォールの服を着ていないってだけであんなに違って見えるとは思いませんでした。あ、短かったですけど記憶を失くした後のアギもちゃんと出てきましたね。こちらは本当に別人だったというか・・・。
「封入特典:ライナーノート(最終巻スペシャル版)なかむらたかし監督インタビュー」。
セスについて、「プロットで考えていた以上に大変なキャラクターになってしまった」とのこと。腕を失うという設定も最初はなかったそうです。私は、TV放送でこの場面を見たときには、王宮にたどり着く前に出血多量で死ぬでしょ普通、とかツッコミを入れつつ観ていたんですが、DVDで通して観たらセスの深い哀しみと混乱に打ちのめされてしまいました。本当に大変なキャラクターになってしまったんですねぇ。
最終話を観て「デュマだけひとり未来に向かって生きていない感じ」と思った私は正解だったようです。あの庭でずっと墓守にように生きていくのですね・・・。でもインタビューにあった「心を閉ざして、あのまま一人で宇宙を旅していくんですよ。」には凹みました。わかっては、いたんですけどね。
オマケでDVD6巻。デュマ好きなものですから。